書誌事項
- タイトル別名
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- Radical Copolymerization of Spiro-substituted Cyclopentadienes
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説明
スピロ[2,4]ヘプター4,6-ジエンSHDおよびスピロ[4,4]ノナ-ジエンと数種のビニルモノマーとのラジカル共重合を行なった。コモノマーとして無水マイレン酸を用いたときはDiels-Alder付加物のみが生成し,スチレンとではスチレンのホモポリマーが得られた。しかし,アクリロニトリル(AN)やメタクリロニトリル(MAN)とはコポリマーを生じ,つぎの反応性比が得られた。<BR>M, M2重倉調度 r,SHD AN 300. 00±0.03 0.3± O. 3<BR>SHD MAN 60 0.OO±0.04 2.4±1. O<BR>SND AN 30 0.00±0.03 0.6±0.3<BR>SND MAN 60 O 13<BR>SH D.SNDモノーの重合反応性には大きな差はなかったが.コポリマー中のこれらモノマー.単位の構造には大きな相違があった。SND単位は通常の1.2および1.4一構造からなる。 SHD単位は主としてシロプロパン環が開いた構造であり,1.2-および1.4-構造の量は30%以下であると思われるが,その量はコモノマr獄って変化する。この,生長ラジカルにおける競争的なモノマー付加と転位反応に基づいて考察した
収録刊行物
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- 日本化学会誌(化学と工業化学)
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日本化学会誌(化学と工業化学) 1973 (3), 602-610, 1973-03-10
公益社団法人 日本化学会
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キーワード
詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390282679394595712
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- NII論文ID
- 130004154561
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- ISSN
- 21850925
- 03694577
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- データソース種別
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- JaLC
- Crossref
- CiNii Articles
- OpenAIRE
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可