カフジ常圧残油,の蒸留性状と化学組成

書誌事項

タイトル別名
  • Relation between the Distillation Characteristics and the Chemical Composition of Khafji Atmospheric Residue

説明

カフジ常圧残油を分子蒸留装置を用いて常圧に擁算して沸点が733℃までの7留分と残油に分留した。留出留分はシリカゲル吸着分離法で飽和成分と芳香族成分に分別した。飽和成分は尿素アダクト法でかパラフィンを分離しきつぎに-23。Cでアセトンで抽出し,インパラフィンを分離し,残りをナフテンと見なした。芳香族成分は活性アルミナを用いてベンゼンで溶出される成分とインプロピルアルコールで脱着される成分に分別した。733℃までに留出した7留分の合計量は残抽に対し64。7%であり,また分子量は273から763であった。各寧分の飽和戎分と芳香族成分の割合は留分によって異なるが,全体的にみるとほぼ同じであった。π-パラフィンは444。Cまでの留分に多く含まれるが,それ以上の高沸点留分ではインパラフィンが主成分である。芳香族成分はアルミナカラムからベンゼンで溶出される成分が77~97%であり,残りのインプ質ピルアルコールで脱着される成分は高沸点留命になるほど含有量が増大した。

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