書誌事項
- タイトル別名
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- Reactions of 3, 4: 9, 10-Perylenetetracarboxylic with Alkylaminest
- ペリレンカルボン酸誘導体の合成と反応 III 3,4:9,10‐ペリレンテトラカルボン酸無水物と脂肪族アミンの反応
説明
3,4:9,10-ペリレンテトラカルボン酸無水物[1]をアミン[4](a;アンモニア,b;メチルアミン,c;エチルアミン・d;・プロピルアミン,e;ブチルアミン)と縮合し,N,N'-二置換(-R)-3,4:9,10-ベリレンテトラカルボン酸ジイミド(R=H,CH3,,CH2,CH3,CH2,CH2,CH3,CH2,CH2,CH2,CH3,)[3a-e]を生ずる反応の各中間生成物であるN置換(-R)-3,4:9,10-ペリレンテトラカルボン酸ジイミド(R=H,CH3,CH2CH3,CH2CH2CH3,CH2CH2CH2CH3)[2a-e]を合成した。<BR>つぎに反応温度5-50。Cで[1]と[4a-e]を各種反応モル比で反応させ,その経時変化を分光無度溝で調べた。すべての反応で[2]は時間とともに増加し最大値を示したのち減少した。そこでこの最大値を[2]の最高生成率と呼んで比較した。各反応の[2a-e]の最高生成率は[2a];5060%,[2b];40-50%,[2c];60-70%,[2d];65-75%,[2e];80-85%となった。このようちに最高生成率はアルキルアミンのアルキル基が長いほど増加し,このことはアルキル基の大きさが反応に関与していると考えた。さらにこの反応の速度論的考察も行なった。
収録刊行物
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- 日本化学会誌(化学と工業化学)
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日本化学会誌(化学と工業化学) 1979 (4), 528-534, 1979-04-10
公益社団法人 日本化学会
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キーワード
詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390282679394777216
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- NII論文ID
- 130004059977
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- COI
- 1:CAS:528:DyaE1MXktlyntLY%3D
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- ISSN
- 21850925
- 03694577
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- データソース種別
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- JaLC
- Crossref
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可