クロム(III)-ジチゾン錯体の生成反応とそのイオン対溶媒抽出

書誌事項

タイトル別名
  • Formation of Chromium(III) Dithizonate Complex and Its Ion-pair Solvent Extraction
  • クロム(III)‐ジチゾン錯体の生成反応とそのイオン対溶媒抽出
公開日
1979-05-10
DOI
  • 10.1246/nikkashi.1979.619
公開者
公益社団法人 日本化学会

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説明

アセトン中でのジチゾン(H2dz)とクロム(III)との反応および10%アセトン-水混合溶液中でのジフェニルチオカルバジドとクロム(VI)との反応を検討し,両反応により生成する錯体がいずれの場合ともクロム(III)とジチゾンの錯体,Cr(Hdz)2+であることを明らかにした。この錯体は,アセトン中で525nm(モル吸光係数ε=2.95×104dm3・mo1-1・cm-1)および水溶液中で530nm(ε=2.85×104)に吸収極大を示した。<BR>さらに,この水溶性陽イオン錯体は,硫酸ドデシルイオン(ds-)と1:2イオン対(Cr(Hdz)(ds)2)を生成し,酢酸ブチルのような配位性溶媒に抽出された。このイオン対抽出平衡を解析し,錯体の酢酸ブチルに対する分配定数を100-54と決定した。

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