インドネシア産パーム油由来のBDF生産・輸入に伴う環境負荷
書誌事項
- タイトル別名
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- Environmental load by producing and importing Indonesian palm biodiesel fuel
- インドネシアサン パームユ ユライ ノ BDF セイサン ユニュウ ニ トモナウ カンキョウ フカ
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抄録
本研究は,インドネシア産のパーム油を原料にしたバイオディーゼル燃料(パームBDF)の生産から,日本国内への輸入に伴う環境負荷として,温室効果ガス排出量とエネルギー消費量を評価した。評価は,インドネシア現地での調査結果に基づき行った。温室効果ガス排出量はバイオマスによって固定された炭素の収支を考慮して評価した。その結果,パームBDF生産・輸送に伴う正味の温室効果ガス(GHG)排出量は,軽油の生産・輸送・消費に伴なうGHG排出量に比べ約60%のGHG排出量であった。ただし,今後,パーム油工場で発生するバイオマス残渣やラグーンで発生しているメタンの有効利用が行われればGHG排出量のさらなる低減が可能であることが示唆された。一方,パームBDF生産・輸送に伴うエネルギー消費量の合計は,約10.4MJ/Lであった。仮に,日本で消費される軽油分のエネルギーをすべて代替するためには,約11万haのオイルパームのプランテーションが新たに必要となることが明らかとなった。
収録刊行物
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- 環境科学会誌
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環境科学会誌 22 (4), 247-256, 2009
社団法人 環境科学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390282679397944960
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- NII論文ID
- 10025309139
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- NII書誌ID
- AN10165252
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- ISSN
- 18845029
- 09150048
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- NDL書誌ID
- 10404077
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- IRDB
- NDL
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可