-
- 倉田 敬子
- 慶應義塾大学 文学部人文社会学科
書誌事項
- タイトル別名
-
- A New Perspective in Scholarly Communication : Electronic media and Scientific communication
- ガクジュツ ジョウホウ リュウツウ ノ アラタ ナ ホウコウセイ カガク コミュニケーション ト デンシ メディア
この論文をさがす
抄録
最近注目されている電子メディアが学術情報流通において果たす役割に関して考察した。その際, 電子メディアの持つ技術的利点にのみ注目するのではなく, 科学者達による独特な性質をもつ科学コミュニケーションの観点から考えた。医学, 心理学, 物理学, 歴史学分野における日本の研究者の電子メディア(電子メール, メーリングリスト, WWW, 電子雑誌)利用状況調査を引くことで, 研究者は全般的には電子メディアを利用しているが, 電子雑誌の利用に関しては分野による差が大きいことを示した。出版杜・学会による学術雑誌を中心とする既存学術情報流通システムに対して, 電子メディアを利用することによって初めて可能となるオープンアクセスな流通のあり方の提案に関しても検討した。
収録刊行物
-
- 情報知識学会誌
-
情報知識学会誌 11 (1), 2-10,32, 2001
情報知識学会
- Tweet
詳細情報 詳細情報について
-
- CRID
- 1390282679399978368
-
- NII論文ID
- 110003320677
-
- NII書誌ID
- AN10459774
-
- ISSN
- 18817661
- 09171436
-
- NDL書誌ID
- 5793624
-
- 本文言語コード
- ja
-
- データソース種別
-
- JaLC
- NDL
- Crossref
- CiNii Articles
-
- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可