化審法のスクリーニング評価の進捗及び課題への取組
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- 大西 洋平
- (独)製品評価技術基盤機構 化学物質管理センター
書誌事項
- タイトル別名
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- Progress and Challenges of Screening Assessment under the Chemical Substances Control Law
- カシンホウ ノ スクリーニング ヒョウカ ノ シンチョク オヨビ カダイ エ ノ トリクミ
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説明
<p>化学物質の審査及び製造等の規制に関する法律(化審法)の改正により,段階的なリスク評価制度が導入された。その入口として優先評価化学物質を選定する段階がスクリーニング評価である。これまでにスクリーニング評価は6回実施され,196物質が優先評価化学物質に指定されている。また,一般化学物質全体に対するスクリーニング評価の進捗度は人健康影響では94%,生態影響では97%であった。改正化審法は施行から5年後に施行の状況の点検が実施され,必要に応じて見直される。そこで,本稿では,スクリーニング評価の今後のあり方の検討に資するように,スクリーニング評価の手法,結果,進捗について解説する。さらに,これまでのスクリーニング評価を通じて明らかになってきた評価単位の課題について,石油由来の炭化水素類のうち潤滑油基油及びポリオキシアルキレン類のうちポリオキシエチレンアルキルエーテルを例に概説し,その課題への取組について説明する。</p>
収録刊行物
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- 環境科学会誌
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環境科学会誌 29 (4), 206-214, 2016
社団法人 環境科学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390282679400211712
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- NII論文ID
- 130005434942
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- NII書誌ID
- AN10165252
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- ISSN
- 18845029
- 09150048
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- NDL書誌ID
- 027579956
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- IRDB
- NDLサーチ
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可