書誌事項
- タイトル別名
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- Examination of Efficiency Evaluation of Energy Utilization Potential and a Case Study for an Office Building
- エネルギー リヨウ コウリツ ノ ポテンシャル ヒョウカ ニ カンスル コウサツ ト ジムショ ビル ニ オケル ヒョウカ ジレイ
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説明
低炭素社会の構築やエネルギー需給の安定化のため,エネルギー利用の効率化はますます重要課題となってきた。このため様々な機器について高効率化が求められているが,その効率評価の方法についてはエネルギー効率や成績係数などの単純な熱量比の指標により評価することが一般的であった。本研究では削減ポテンシャルを評価する際に,熱量だけではなく熱力学の第二法則に基づいたエネルギーの質的変化を定量化することの必要性を検討した。また,そのための一事例として,事務所ビルを対象として熱量ベースのエネルギー効率と併せてエクセルギーによる効率評価を行ない,結果を比較した。この結果,冷暖房システムのエクセルギー利用効率は,室内に供給された時点で一次エネルギーに対して冷房は1.5~3%,暖房は5~6%程度であった。とくに蒸気ボイラによるエクセルギー損失は約70%にも及んだ。この結果から,冷暖房の分野において今後の技術開発による省エネルギーの余地が非常に大きいことが示唆された。また,今後の省エネルギーや地球温暖化対策の議論において,熱力学の第二法則に基づいた効率評価を行なう必要性が示唆された。
収録刊行物
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- 環境科学会誌
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環境科学会誌 26 (4), 388-396, 2013
社団法人 環境科学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390282679401170304
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- NII論文ID
- 10031188103
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- NII書誌ID
- AN10165252
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- ISSN
- 18845029
- 09150048
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- NDL書誌ID
- 024820985
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- NDLサーチ
- CiNii Articles
- KAKEN
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可