研究を通した国際協力で求められる水文科学の役割と方法論

  • 杉田 倫明
    筑波大学生命環境系・水文科学リサーチユニット

書誌事項

タイトル別名
  • International Collaboration and Cooperation through Researches of Hydrologic Science
  • ケンキュウ オ トオシタ コクサイ キョウリョク デ モトメラレル スイモン カガク ノ ヤクワリ ト ホウホウロン

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抄録

水は生命維持にとって重要であると同時に,環境に影響を及ぼす媒体となりうるため,現実問題の解決にはしばしば水文科学の知識が必要とされる。その結果,水文科学は日本国内のみならず世界の様々でその研究対象を広げてきた。一方,研究を介した国際協力という側面に注目すると,技術移転やキャパシティ・ディベロップメントなど相手国からは求められるが研究者にとって本務でない部分については,必ずしもうまくいっているわけではないように思われる。この理由として,研究者のこの手の問題に対する経験・知識の不足をあげることができる。本論は主に著者の個人的な経験と限られた統計データに基づいているため,より網羅的な研究が望まれる。

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