インドネシア海大陸における降水の安定同位体の観察研究

  • BELGAMAN Halda A.
    Graduate School of Science and Technology, Kumamoto University Agency for Assessment and Application of Technology (BPPT), Indonesia
  • 一柳 錦平
    Graduate School of Science and Technology, Kumamoto University Japan Agency for Marine-Earth Science and Technology (JAMSTEC)
  • 田上 雅浩
    Institute of Engineering Innovation, School of Engineering, The University of Tokyo
  • SUWARMAN Rusmawan
    FITB, Bandung Institute of Technology (ITB), Indonesia

書誌事項

タイトル別名
  • Observational Research on Stable Isotopes in Precipitation over Indonesian Maritime Continent
公開日
2016
DOI
  • 10.4145/jahs.46.7
公開者
日本水文科学会

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説明

インドネシア海大陸(IMC)は熱帯地方にあって,多数の島と海から構成されている。この多数の陸と海の配置は,独特の天気や気候特徴を形成している。IMCでは,降水の安定同位体の変動を調べる様々な水文気象学的な研究が行われている。降水の安定同位体比(δ18O, δD)は,大気過程(例えば,降水量,気温,水循環)に関する情報を得るために使われる。国際原子力機構による全球降水同位体観測網は,1961年より世界的に月単位の降水同位体の観測を行っており,海洋研究開発機構ではIMCの降水同位体の変動をさらに理解するために,2001年より観測を開始した。降水の安定同位体の季節変動には,降水量と同位体比によって3つのタイプ,半年周期,反モンスーン,モンスーンがある。降水量と同位体比の月平均値には,負の相関(降水量効果)が認められた。降水の安定同位体比の経年変動ではエルニーニョ南方振動による影響,季節内変動ではマッデン・ジュリアン振動による影響が認められた。また,短期変動には雲タイプや凝結後のプロセスによる影響が認められた。

収録刊行物

被引用文献 (2)*注記

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参考文献 (51)*注記

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