終夜睡眠ポリグラフ検査 (PSG) でてんかん波形を確認した閉塞性睡眠時無呼吸症の1例
書誌事項
- タイトル別名
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- A case of epileptic wave associated with SAS at PSG
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説明
<p> 睡眠時無呼吸症候群 (Sleep Apnea Syndrome: SAS) を疑う場合, 問診, 簡易スクリーニング検査を施行し, 必要に応じて終夜睡眠ポリグラフ検査 (Polysomnograph: PSG) をおこなうことが一般的である.<br> 現在本邦において CPAP の保険導入適応は, 簡易モニターで無呼吸低呼吸指数 (Apnea Hypopnea Index: AHI)≧40または PSG で AHI≧20となっている. しかし, 簡易モニターでは SAS 以外の睡眠障害を把握できないため, 診断には脳波, 筋電図, 眼電図なども含まれる PSG が望ましい.<br> PSG 施行中にてんかん波形がみられた症例を経験したので報告する. PSG で SAS に加えて脳波異常が認められ, その後の脳波検査で特発性全般てんかんと診断された. 本症例のように SAS に他の睡眠障害が合併する可能性も留意しておく必要がある.</p>
収録刊行物
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- 口腔・咽頭科
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口腔・咽頭科 29 (2), 251-255, 2016
日本口腔・咽頭科学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390282679402481792
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- NII論文ID
- 130005265189
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- ISSN
- 18844316
- 09175105
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可