頸部外切開を要した魚骨異物の3例

DOI
  • 高橋 紘樹
    北海道大学大学院医学研究科耳鼻咽喉科・頭頸部外科
  • 坂下 智博
    北海道大学大学院医学研究科耳鼻咽喉科・頭頸部外科
  • 本間 明宏
    北海道大学大学院医学研究科耳鼻咽喉科・頭頸部外科
  • 福田 諭
    北海道大学大学院医学研究科耳鼻咽喉科・頭頸部外科

書誌事項

タイトル別名
  • Three cases of fish bone foreign body removed through skin incision on the neck

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抄録

魚骨異物は, 日常診療においてしばしば遭遇するが, 少ないながらも経口腔的に摘出不可能な症例が存在する. 今回我々は, 頸部外切開を要した魚骨異物の症例を3例経験した. 症例は68歳女性, 58歳女性, 81歳女性で, いずれもカレイの魚骨異物を CT で同定し, 頸部外切開にて異物を摘出した. 症例2では異物の搜索に難渋したが, 手術操作により異物が移動したためと考えられた. 症例3では異物は咽頭収縮筋内に完全に迷入し, 術中の触診では異物の部位特定が困難であった. ペンローズドレーンを目印として留置して術中 CT を撮影し, 魚骨の正確な位置を確かめつつ手術を行った. 術中 CT を 3D 構築した画像は異物の部位特定に有用であった.

収録刊行物

  • 口腔・咽頭科

    口腔・咽頭科 27 (2), 143-146, 2014

    日本口腔・咽頭科学会

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