中咽頭癌治療の現状とこれから
書誌事項
- タイトル別名
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- Oropharyngeal cancer treatment: Now and the future
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抄録
<p> 中咽頭癌は本邦, 欧米を問わず増加傾向にあり, とりわけ HPV 関連中咽頭癌の増加が著しい. 本法では約 5割, 欧米では約 7割の中咽頭癌症例に HPV 感染が認められる. 発症のリスク因子として喫煙と飲酒が指摘されてきたが, 現在の中咽頭癌治療においては HPV 感染が重大な関心事である. とりわけ HPV 陽性中咽頭癌の予後が良好であることが明らかとなり, 喫煙歴と組み合わせることで予後を予測できるようになった. 今では, 中咽頭がんは 3種類 (HPV(+)SCC, HPV(-)SCC, 非SCC) に分けられると考えられ, 治療強度を見極めるために様々な臨床試験が進行中である. これらの結果を踏まえて, リスク分類別に QOLを考え, 過不足ない治療を行うことが重要である.</p>
収録刊行物
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- 口腔・咽頭科
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口腔・咽頭科 30 (2), 159-164, 2017
日本口腔・咽頭科学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390282679405667456
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- NII論文ID
- 130006826257
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- ISSN
- 18844316
- 09175105
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可