気管支ぜん息患児の在宅吸入器具および薬液の汚染について

書誌事項

タイトル別名
  • The Microbial Contamination from Nebulizers and Nebulizer Solutions of Patients with Bronchial Asthma
  • キカンシ ゼンソク カンジ ノ ザイタク キュウニュウ キグ オヨビ ヤクエキ ノ オセン ニ ツイテ
公開日
2002
DOI
  • 10.11550/jsei1986.17.245
公開者
日本環境感染学会

この論文をさがす

説明

気管支喘息患児に対する吸入療法は内服療法と共に重要である. 反面, 使用する吸入器具や薬液の不適切な管理状況下では微生物汚染による気道感染症の危険性が示唆される. 今回我々は, 在宅にて吸入療法を施行している気管支喘息患児の吸入器具および薬液の細菌汚染について調査を行った. 検出された菌は少量ではあるが, Pseudomonas属, Bacillus属, Corynebacterium属などであった. 吸入器具の消毒法を検討した結果, 次亜塩素酸ナトリウム (ミルトン®) 消毒による吸入器具には菌の検出を認めなかった. 吸入指導の際には吸入薬液の使用方法のほかに吸入器具の消毒や薬液の保管についての指導も行う必要がある. 次亜塩素酸ナトリウムは抗菌スペクトルが広く低残留性のため, 吸入器具の消毒に有用と考えられた.

収録刊行物

  • 環境感染

    環境感染 17 (3), 245-249, 2002

    日本環境感染学会

被引用文献 (1)*注記

もっと見る

参考文献 (11)*注記

もっと見る

詳細情報 詳細情報について

問題の指摘

ページトップへ