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- 小阪 直史
- 京都府立医科大学附属病院薬剤部
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- 国府 孝敏
- 京都府立医科大学附属病院薬剤部
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- 杉岡 信幸
- 京都府立医科大学附属病院薬剤部
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- 山田 幸司
- 京都府立医科大学附属病院臨床検査部
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- 京谷 憲子
- 京都府立医科大学附属病院臨床検査部
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- 廣瀬 有里
- 京都府立医科大学附属病院臨床検査部
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- 倉橋 智子
- 京都府立医科大学附属病院臨床検査部
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- 木村 武
- 京都府立医科大学附属病院臨床検査部
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- 小森 敏明
- 京都府立医科大学附属病院臨床検査部
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- 高岡 みどり
- 京都府立医科大学附属病院看護部
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- 阪口 雅洋
- 京都府立医科大学附属病院集中治療部
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- 志馬 伸朗
- 京都府立医科大学附属病院感染対策部
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- 藤田 直久
- 京都府立医科大学附属病院感染対策部
書誌事項
- タイトル別名
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- Effect of the Activities for Implementation of Appropriate Anti-MRSA Drugs Use by Antimicrobial Management Team (AMT)
- コウキンヤク テキセイ シヨウ スイシン チーム ニ ヨル コウMRSAヤク シヨウ テキセイカ ノ ココロミ
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説明
当院では2003年4月より, 抗菌薬適正使用の推進を目的とした抗菌薬適正使用推進チーム (Antimicrobial Management Team: AMT) を発足し活動を開始した. AMTの活動は, 抗MRSA薬使用症例および血液培養陽性症例を対象とした病棟ラウンドを実施し, 抗菌薬の選択, 投与量, 投与期間およびTDM等の相談指導を行っている. また活動にあたりラウンド対象患者の処方歴・検査結果などをオーダリングシステムより抽出しデータベース化することで, サーベイランスや病棟ラウンドでの資料作成・記録の効率化を図っている. 今回, 抗MRSA薬使用症例の菌検出状況, AMT活動後のTDM, 投与期間等について検討した. 結果, AMTラウンド前後でのTDM実施率は56%から83%へと増加した. また定常状態到達後のトラフ値は, バンコマイシン, テイコプラニン共に広い分布を示し, 適切なトラフ値のコントロールのため多くの症例において投与量・投与間隔の再設計が必要であった. AMTラウンド後, 投与期間14日以内が全体に占める割合は2003年度前期71%に対して後期81%と増加, 15-28日間では前期25%に対して後期10%へと減少を示し, AMT活動の経過に伴い投与期間の短縮傾向を認めた. これらの結果より, AMT活動が抗MRSA薬の使用適正化や投与期間短縮につながることが示唆された.
収録刊行物
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- 環境感染
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環境感染 20 (4), 237-242, 2005
日本環境感染学会
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キーワード
詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390282679414977152
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- NII論文ID
- 10017102094
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- NII書誌ID
- AN1019475X
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- ISSN
- 18842429
- 09183337
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- NDL書誌ID
- 7780834
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- NDL
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可