標高データを用いたBS-Horizon地形面推定のためのパラメータの検討

書誌事項

タイトル別名
  • Evaluating Parameters for BS-Horizon Surface Generation Using Elevation Data

この論文をさがす

抄録

<p>限られた標高データから信頼できるDEMを作成するためには,曲面推定法を有効に利用する必要がある.標高データを用いてDEMを推定する方法の1つとして,3次B-スプラインと外点ペナルティ関数に基づくBS-Horizon Nonogaki et al., 2012)がある.本研究では,BS-Horizonを用いて実際の標高データからDEMを推定する際の各種パラメータの効果を検討した.野外測量で観測した標高データのみを等式標高制約条件とした場合と,それに面の上下関係を示す不等式制約条件を加えた場合の2通りを実施した.パラメータとしては,スプラインの格子数Mx, My,データの充足度α,および曲面の滑らかさm1m2 について検討した.各パラメータ設定の影響を詳細に検証し,デジタル標高モデル(DEM)作成における適切なパラメータ設定基準を考察した.</p>

収録刊行物

  • 情報地質

    情報地質 28 (2), 31-50, 2017

    日本情報地質学会

被引用文献 (2)*注記

もっと見る

参考文献 (3)*注記

もっと見る

関連プロジェクト

もっと見る

詳細情報 詳細情報について

問題の指摘

ページトップへ