主成分分析を用いた若狭湾周辺における冬季降水量の主要変動解析

書誌事項

タイトル別名
  • Dominant Winter Precipitation Patterns Around the Wakasa Bay in West Japan Analyzed by EOF
  • シュセイブン ブンセキ オ モチイタ ワカサワン シュウヘン ニ オケル トウキ コウスイリョウ ノ シュヨウ ヘンドウ カイセキ

この論文をさがす

抄録

若狭湾周辺の21年間のアメダス日降水量データを用いて主成分分析を行い,分布パターンの示す地域性と出現に関する気象学的な意味づけを行った.主成分同士の大きさと符号を組み合わせる事により,冬型と南岸低気圧それぞれの要因で広域に降水がもたらされた事例を抽出し,寒気通過に伴い若狭湾周辺で西進する降水域の移動,関ヶ原付近の帯状局所的降水を抽出する事が可能である事を示した.これらの特徴的な降水パターンに関する季節性および近年21年間の変動特性を議論した.

収録刊行物

被引用文献 (2)*注記

もっと見る

参考文献 (19)*注記

もっと見る

詳細情報 詳細情報について

問題の指摘

ページトップへ