多重環境要因の複合効果の統計解析
書誌事項
- タイトル別名
-
- 対数線形モデルによる分析
抄録
実験的に設定した種々の環境要因のもとでのマウスの死亡データを対数線形モデルを用いて解析し,得られた結果の生物学的意義を検討した.720匹のマウスを各群20匹からなる36の群に分け,次の4種類の人工的環境要因に曝露させた.(1)小腸線量524rad,571rad,617radのγ線,(2)1000ppmのZnを含む飲水の投与,非投与, (3) 0, 1.2, 4.7mg/kg体重のCd投与,(4) Ca減量餌,通常餌による飼育.これらの要因を同時に負荷し,γ線照射後1ヶ月間の死亡を記録した.対数線形モデルによる解析結果から,マウスの死亡に対するγ線の寄与,亜鉛の抑制効果およびγ線と亜鉛の交互効果が認められた.
収録刊行物
-
- 応用統計学
-
応用統計学 13 (3), 105-114, 1984
応用統計学会
- Tweet
詳細情報 詳細情報について
-
- CRID
- 1390282679418897408
-
- NII論文ID
- 130001295531
-
- ISSN
- 18838081
- 02850370
-
- 本文言語コード
- ja
-
- データソース種別
-
- JaLC
- Crossref
- CiNii Articles
-
- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可