M系列乱数8億個の検定結果について

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説明

M系列に基づいて生成された8億個の乱数について,次の統計崖検定を行った.1次元および2次元の度数検定,ポーカー検定,上昇連および下降連の検定,ギャップ検定, Knuthの衝突検定, MarsagliaのOPSO (overlapping-pairs-sparse-occupancy)検定.検定は,分布の適台度を調べるためのx2統計量の値を計算し,これがx2分布からのランダム・サンプルと見なせるかどうかをKolmogorov-Smirnov検定によって判定するという手順で行った.いずれの検定項目についても,ほぼ満足すべき結果を得た.MarsagliaがM系列乱数を排斥している論拠の不適切さについても言及した.最後に,使用した乱数発生プログラムのリストを載せ,利用上の注意を述べた.

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詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390282679418906112
  • NII論文ID
    130001295719
  • DOI
    10.5023/jappstat.15.147
  • ISSN
    18838081
    02850370
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
    • Crossref
    • CiNii Articles
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

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