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- 伏見 正則
- 東京大学 工学部
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説明
M系列に基づいて生成された8億個の乱数について,次の統計崖検定を行った.1次元および2次元の度数検定,ポーカー検定,上昇連および下降連の検定,ギャップ検定, Knuthの衝突検定, MarsagliaのOPSO (overlapping-pairs-sparse-occupancy)検定.検定は,分布の適台度を調べるためのx2統計量の値を計算し,これがx2分布からのランダム・サンプルと見なせるかどうかをKolmogorov-Smirnov検定によって判定するという手順で行った.いずれの検定項目についても,ほぼ満足すべき結果を得た.MarsagliaがM系列乱数を排斥している論拠の不適切さについても言及した.最後に,使用した乱数発生プログラムのリストを載せ,利用上の注意を述べた.
収録刊行物
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- 応用統計学
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応用統計学 15 (3), 147-162, 1986
応用統計学会
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キーワード
詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390282679418906112
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- NII論文ID
- 130001295719
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- ISSN
- 18838081
- 02850370
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- Crossref
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可