個体別用量反応曲線に基づく母集団用量反応関係の推定

書誌事項

タイトル別名
  • Estimation of dose-response relationship through subject-specific dose-response curve

説明

個々の被験者に数通りの用量を投与する試験データから用量反応関係を求める1つの方法を提案する.本法では用量反応性の個体差を考慮して,個体別用量反応曲線を導入し,これより推定される最小有効用量,最大有効用量などの母集団分布に基づいて母集団用量反応曲線を定義する.個体別用量反応曲線としてシグモイド Emax モデル(4パラメータロジスティック曲線)を仮定する.降圧薬の試験データを用いて,解析方法を例示するとともに,本モデルの有用なことを示す.おわりに,本法の適用により個体別用量反応関係を推定するための試験デザインについて議論する.<BR>本論文では,あわせて,シグモイド Emax モデルの性質を考察し,いくつかの結果を導く.

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詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390282679419212416
  • NII論文ID
    130001295273
  • DOI
    10.5023/jappstat.21.153
  • ISSN
    18838081
    02850370
  • データソース種別
    • JaLC
    • Crossref
    • CiNii Articles
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

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