高齢者の保健福祉サービスに関する情報の周知がその利用に及ぼす影響

書誌事項

タイトル別名
  • EFFECT OF INFORMATION ABOUT HEALTH AND WELFARE SERVICES FOR THE ELDERLY ON UTILIZATION OF THE SERVICES
  • コウレイシャ ノ ホケン フクシ サービス ニ カンスル ジョウホウ ノ シュウチ ガ ソノ リヨウ ニ オヨボス エイキョウ

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説明

本研究では、高齢者を対象とした保健福祉サービスの利用に対する情報の影響の検討を行った。分析には10県72市町村で65歳以上の「寝たきり老人予防該当者」計12,573名に対して行われた調査データを用いた。このデータを基に、70歳以上の分析対象者が100名以上いる10県48市町村(9,026名)を抽出し、各市町村ごとに、サービスの周知率及び利用率をはじめ、利用の促進に関連する諸率を算出し、市町村を単位とする分析を行った。分析を行った保健福祉サービスは、ホームヘルプサービス、ショートステイ、デイサービス、デイケア、訪問入浴サービス、配食サービス、機能訓練、訪問看護、在宅介護支援センターの9種類のサービスで、相関分析、重回帰分析、主成分分析等により、サービスに関する情報の周知状況が、そのサービスの利用状況にどの程度影響を与えているか検討した。その結果、ほとんどのサービスの利用に関して情報の周知が影響していたものの、その影響の程度はサービスによって異なっていた。

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