書誌事項
- タイトル別名
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- Underlying causes of the low winter wheat yields inferred based on root system distribution and soil nitrogen dynamics in Konan, Kiyosato-cho
抄録
清里町江南地区の秋播きコムギは,早期枯れ上がり等により町平均の8~9割程の収量水準であったことから,圃場毎の土壌断面や根系分布調査をもとに低収要因を分析した.その結果,江南地区の圃場では火砕流堆積物(Km-5a層) により根の伸張が抑制されていた.そして,浅根化は低収を誘引していると考えられた.根の重心を表すRDI 値は単収との間に5%水準で有意な正の相関関係が認められた.また, 土壌硝酸態窒素量の調査により,江南地区における浅根型圃場では硝酸態窒素の主な吸収範囲はKm-5a 層の上位層までであり,硝酸態窒素の流亡速度も著しく速いことから,硝酸態窒素の吸収範囲が狭く吸収時間も短くなると考えられた. 以上の結果から,江南地区の低収には,コムギの浅根化と窒素供給力が関係していると考えられた.
収録刊行物
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- 根の研究
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根の研究 23 (4), 91-98, 2014
根研究学会
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キーワード
詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390282679419515648
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- NII論文ID
- 130005113958
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- ISSN
- 18807186
- 09192182
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- Crossref
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可