主成分分析による食生活構造の変化の分析と国際比較
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- 相良 信子
- 青山学院大
抄録
日本人の食生活は戦前の米,大麦中心の食生活,そして戦後の耐乏生活より脱し各国からの輸入食品の増加そして海外との接触も強化され,さらに国民所得が上るにつれて生活水準が高まり肉類,鶏卵,牛乳・乳製品等々欧米諸国の食物が取り入れられ私達の食卓は戦前の平和時とは随分異ったように思われる.<BR>本報告では,いくつかの統計データを解析することにより,戦前,戦後,近年と日本人の食形態の推移の特徴を明らかにし,同時に各国の食形態の推移と比較検討することにより国民所得の向上に伴なう日本人の食形態の変化の特殊性を明らかにする.
収録刊行物
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- 応用統計学
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応用統計学 7 (2), 67-81, 1978
応用統計学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390282679419556864
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- NII論文ID
- 130001293999
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- ISSN
- 18838081
- 02850370
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- Crossref
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可