夏季・冬季におけるブロイラーの正肉歩留り及び腹腔内脂肪重
説明
1) 腹腔内脂肪重: 腹腔内脂肪重は, 週齢が進むにつれて増加し, 季節的には冬季が夏季に比べて多く, また雌は雄に比べて多い傾向が示された。<BR>正肉重に対する腹腔内脂肪重の割合は, 週齢が進むにつれて高くなる傾向が示された。季節的には, 雄においては夏季が冬季に比べて明らかに腹部脂肪の割合が高かったが, 雌においては一定の傾向は見られなかった。雄雌平均では, 夏季が冬季に比べて腹部脂肪の割合が高かった。また雌は雄に比べて夏冬とも明らかに腹部脂肪の割合が高かった。<BR>2) 正肉歩留り: 6~10週齢における1週毎の正肉歩留りは, 夏季においては, 大きな変化はなく一定の傾向は見られなかったが, 冬季においては, 週齢が進むにつれてわずかに歩留りが高くなる傾向が認められた。<BR>3) 脂肪肝: 脂肪肝の発生は, 夏季においては, 6週齢から認められたが, 冬季においては, 6週齢, 7週齢は発生がなく, 8週齢以降に発生が認められた。
収録刊行物
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- 西日本畜産学会報
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西日本畜産学会報 26 25-26, 1983
日本暖地畜産学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390282679419865472
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- NII論文ID
- 130004185033
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- ISSN
- 18846394
- 09143459
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可