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- 吉澤 光崇
- 伊那中央病院臨床工学室
書誌事項
- タイトル別名
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- The establishment of maintenance and management for defibrillators with transcutaneous pacing
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説明
当院臨床工学室では,除細動器の定期点検を6ヶ月に一度行っている。除細動器の機種によっては経皮ペーシング(transcutaneous pacing, TCP)機能を搭載しているものもある。我々は除細動器のエネルギー出力測定点検を主にした除細動器の点検を行ってきたが,これまでは経皮ペーシング機能の点検を行っていなかった。しかし,経皮ペーシング機能の点検に関しては,すべてのメーカーが点検方法を明確にしておらず,また,Japanese Industrial Standards(JIS)規格等にも明確にされていない。経皮ペーシング機能を使用する頻度は少ないが,いざ使用するときに動作不良等で使えないことがあってはならない。それゆえ,除細動器の出力測定点検だけでなく,経皮ペーシング機能の動作点検も重要と考えた。我々は当院独自に経皮ペーシング機能付除細動器の点検方法を確立した。汎用的計測器のデジタルオシロスコープを使うため,どの機種の経皮ペーシング機能でも点検が可能である。
収録刊行物
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- 日本集中治療医学会雑誌
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日本集中治療医学会雑誌 16 (1), 71-75, 2009
一般社団法人 日本集中治療医学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390282679421336704
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- NII論文ID
- 130004514224
- 10024841678
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- NII書誌ID
- AN10474053
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- ISSN
- 1882966X
- 13407988
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- Crossref
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可