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- SATO Yoshinobu
- 東京商船大学
Bibliographic Information
- Other Title
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- IEC61508とその改訂について(<特集>「情報・制御と安全性」)
- IEC61508とその改訂について
- IEC61508 ト ソノ カイテイ ニ ツイテ
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Abstract
近年,化学プラント,交通システムなど多くの産業分野において,安全機能の遂行にコンピュータ技術を用いたシステムが利用されはじめてきた.IEC 61508(JIS C 0508"電気・電子・プログラマブル電子安全関連系の機能安全")は,このような情勢に応じて策定されたものである.この規格の特徴は,ハードウェアとソフトウェアおよびそれらの統合システムを扱うこと,安全関連系の性能尺度として安全度水準(SIL)を用いること,さらに全安全ライフサイクルにわたる関連業務を規定することにある.本総説では,この特徴をISO 12100と比較して詳細に述べている.さらに,IEC 61508は,現在,5年毎に義務付けられる改訂のための作業下にあり,どのような改訂項目が検討されているか紹介している.特に,安全関連系の一部を構成するディジタル通信システムについて,現時点での検討状況を詳説している.
Journal
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- The Journal of Reliability Engineering Association of Japan
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The Journal of Reliability Engineering Association of Japan 24 (7), 568-573, 2002
Reliability Engineering Association of Japan
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Details 詳細情報について
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- CRID
- 1390282679428843520
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- NII Article ID
- 110003994339
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- NII Book ID
- AN10540883
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- ISSN
- 24242543
- 09192697
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- NDL BIB ID
- 6344549
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- Text Lang
- ja
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- Data Source
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- JaLC
- NDL
- CiNii Articles
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- Abstract License Flag
- Disallowed