書誌事項
- タイトル別名
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- Proposal of accident information analysis technique for potential risk extraction
- センザイ リスク チュウシュツ ノ タメ ノ ジコ ジョウホウ カイセキ ギホウ ノ テイアン
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抄録
近年,事故の報告・公開制度が導入され,製品安全事故事例を入手し易くなったが,他社・他業界の情報までを解析し未然防止に活用することは少ない.そこで本稿では,事故情報を事故の未然防止に活用するために,発生メカニズムをネットワークモデルに当てはめて様々な特性値を表現・整理し,汎用性を高くして潜在リスク的技術課題を抽出する方法を考案した.そのモデルでは,事故に結びつく主要な状態及び状態遷移を可視化でき,隣接行列などを利用したネットワーク分析により反応経路長などに着目した製品安全事故のマクロ的分析が可能となる.この方法により.各々の製造業者が自社の製品事故と他業種の製品事故とを比較することにより,自社の事故情報からだけでは抽出できない課題を明らかにすることができ,未然防止に有効となることが期待できる.
収録刊行物
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- 日本信頼性学会誌 信頼性
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日本信頼性学会誌 信頼性 38 (1), 57-66, 2016
日本信頼性学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390282679428875648
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- NII論文ID
- 110010034149
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- NII書誌ID
- AN10540883
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- ISSN
- 24242543
- 09192697
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- NDL書誌ID
- 027068057
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- NDL
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可