書誌事項
- タイトル別名
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- Mechanism of Firing of Aluminum Electrolytic Capacitors and Solutions
- アルミ デンカイ コンデンサ ノ ハッカ メカニズム ト タイサク
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説明
スイッチング電源の一次側平滑用アルミ電解コンデンサにDC過電圧を印加する試験を行なった時、約14%のアルミ電解コンデンサが防爆弁の作動と同時に発火し、全てショートしていたことが確認された。ショート箇所は、巻芯部、外周部、箔端部、リード部の4箇所である。DC過電圧でアルミ電解コンデンサの酸化皮膜が破壊してショート電流が流れる。内部抵抗による発熱により電解液が気化し、内圧が上昇して防爆弁が作動する。その素子の膨張力により4箇所のいずれかでショートおよびスパークが発生し、電解液の気化ガスに着火し、アルミ電解コンデンサの発火となる。対策は、アルミ電解コンデンサをショートしない構造にする。
収録刊行物
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- 日本信頼性学会誌 信頼性
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日本信頼性学会誌 信頼性 25 (8), 797-809, 2003
日本信頼性学会
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キーワード
詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390282679429466112
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- NII論文ID
- 110003994519
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- NII書誌ID
- AN10540883
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- ISSN
- 24242543
- 09192697
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- NDL書誌ID
- 6784802
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- NDLサーチ
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可