主成分分析による幼児へのプレパレーションの影響要因に関する研究

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タイトル別名
  • A Study of the Factors that Affect Pediatric Nurses' Perception of and Approach to Psychological Preparation of Preschool Age Children by Principal Component Analysis
  • シュセイブン ブンセキ ニ ヨル ヨウジ エ ノ プレパレーション ノ エイキョウ ヨウイン ニ カンスル ケンキュウ

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抄録

本研究の目的は、主成分分析によりプレパレーションの影響要因としての主成分を明らかにすること、および抽出された主成分の特徴を明らかとすることである。A県下病院の小児病棟および小児専門病院の看護師296名を対象に平成18年8〜9月に質問紙調査を行った。幼児に対するプレパレーションの意識と実態の影響要因として、11主成分を抽出(累積寄与率は62.64%)し、第1主成分『患児の基本的人権の尊重』、第2主成分『ネガティブな職場環境』、第3主成分『患児の要因』、第4主成分『実施に対する自信のなさ』、第5主成分『患児の健康意識・セルフケア能力の育成』、第6主成分『ポジティブな職場環境』と命名した。また主成分得点による6つの主成分は、対象の背景である年齢、小児看護歴、看護歴、知識、定義への賛同の有無と有意な関連が認められた。さらに主成分得点による6つの主成分は、患児の年齢においても有意な関連が認められた。

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