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- 南石 晃明
- 九州大学大学院農学研究院
書誌事項
- タイトル別名
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- Perspective of Information Technology for Food Safety
- ショク ノ アンゼン カクホ ト ジョウホウ ギジュツ ノ テンボウ
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抄録
安全な食料を持続的に供給できる次世代フードシステムは,「環食不二」(筆者の造語)という理念に基づいてデザインすることが望まれる.つまり,農畜水産物の生育環境から始まり,生産,加工,流通,食事,食物の摂取・代謝,そして残渣・廃棄物処理までの全過程をフードシステムとして認識することが重要である.食の安全とリスクは表裏一体であり,フードシステム全体で食の安全性を向上させるためには,食にまつわる多様なリスクについて研究する必要がある.このようなリスクは,食品そのものだけでなく,その生産を行う農業生産活動,その基盤となる耕地,土壌,水などの資源や環境にも潜んでいる.そこで,筆者は,これらの多様なリスクを,予知,低減,備え,という3つの視点から総合的に研究する新しい分野「食農資環リスク学」の創成を提案している.特にその中でも農業生産,食品加工,食料流通段階におけるリスク低減においては,作業者の判断を支援し,違法・不適切な行為を警告し, 作業履歴を記録することが不可欠であり,情報通信技術が本質的な役割を果たすことになる.<br>
収録刊行物
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- 農業情報研究
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農業情報研究 17 (4), 161-170, 2008
農業情報学会
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キーワード
詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390282679437699712
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- NII論文ID
- 130000117040
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- NII書誌ID
- AN10481161
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- ISSN
- 18815219
- 09169482
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- NDL書誌ID
- 10268359
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- NDL
- Crossref
- CiNii Articles
- KAKEN
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可