(旧)浜松市の医師会型マンモグラフィ検診導入後8年間の成績と課題

DOI 参考文献2件 オープンアクセス
  • 吉田 雅行
    聖隷浜松病院乳腺科 浜松医師会乳がん検診二次読影委員会
  • 小倉 廣之
    浜松医師会乳がん検診二次読影委員会 浜松医科大学乳腺外科
  • 荻野 和功
    浜松医師会乳がん検診二次読影委員会 聖隷三方原病院外科

書誌事項

タイトル別名
  • Results and Problems of Mammography Screening by Medical Association at Former Hamamatsu City for Eight Years
  • ―乳がん検診に対する医師会(地域医療)の役割―
  • ―Role of Medical Association (Local Medical Treatment) in Breast Cancer Screening―
公開日
2013
DOI
  • 10.3804/jjabcs.22.223
公開者
特定非営利活動法人 日本乳癌検診学会

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説明

浜松医師会は平成16年度にマンモグラフィ検診導入,精度管理の一環で毎年報告しているが,その成績と課題から,乳がん検診の医師会(地域医療)の役割を考察した。【対象と方法】従来の医師会型で初年度50歳以上・偶数年齢・視触診+MLO,2年目以降40歳代・二方向撮影を追加した。二次読影はマンモグラフィ講習会B以上2名(1名はA)の合議制とし,無料クーポン券は平成21年より開始した。結果より課題を明らかにし,医師会員のアンケート調査から医師会(地域医療)の役割を検討した。【結果と考察】受診者数は初年度3,145人,2年目6,525人,21年度は無料クーポン券で倍増した。受診率も平成20年度16.8%から無料クーポン券で30%へ上昇し,23年度37.9%だが50%には遠い。『検診に二人誘って50%(ぱー)』ポスターで受診者教育を展開している。要精検率は初年度10.1%と高いが,徐々に低下し5~6%前後を維持している。乳がん発見率は初年度0.45%,その後0.20~0.29%と概ね良好である。しかし,精検未受診率未把握率は平成21年度以降30%以上で,精度管理上問題である。医師会,行政,検診実施者間の協議会が必要である。さらなる受診率向上には,病診連携と患者の健康管理を担う“かかりつけ医”に,受診勧奨と患者家族の啓発が期待される。【結語】旧浜松市の乳がん検診の課題は高い精検未把握率と低い受診率であり,精度管理の協議会開催と医師会員の“かかりつけ医”としての受診勧奨に期待される。

収録刊行物

参考文献 (2)*注記

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