M-HOG特徴量と色相の共起情報を用いた人検出法

書誌事項

タイトル別名
  • A Method of Human Detection Employing Co-occurrence Information on Multiple-HOG Feature and Color Feature
  • M-HOG トクチョウリョウ ト シキソウ ノ キョウキジョウホウ オ モチイタ ヒト ケンシュツホウ

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抄録

近年注目されている技術分野としてITS(Intelligent Transport System)がある.特に画像から自動で人物や人を検出する技術は多くの研究者によって研究,開発されている.Dalalらによって提案されたHOG特徴量は多くの研究者が改良手法を提案しており,人検出手法において注目されている特徴量である.しかし,いずれの提案法も検出率と処理速度は十分とはいえない.本論文では,人(直立,歩行,走行中の人物)を対象に,HOG特徴量におけるビン数を領域ごとに可変にした,M-HOG(Multiple-HOG)特徴量と,色相の特徴を共起情報として用いる,RealAdaBoostアルゴリズムに基づく人検出法を提案し,高い検出率を保ったまま処理速度の高速化を実現する.また,共起情報を表現するために,2次元確率密度関数を導入する.提案法を従来法と比較する実験を行って処理性能の向上を確認した.

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