Visual Analog ScaleおよびLikert Scaleによる主観評価分布の傾向について

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タイトル別名
  • Distribution of the Subjective Evaluation based on Visual Analog Scale and Likert Scale
  • Visual Analog Scale オヨビ Likert Scale ニ ヨル シュカン ヒョウカ ブンプ ノ ケイコウ ニ ツイテ

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説明

Likert Scale(LS)およびVisual Analog Scale(VAS)の主観評価の分布の傾向を明らかにするため,首都圏の高等専門学校の1・2年に在籍する学生346名(男:288名・女58名)を対象とし,対象者を二群にわけてLS(回答者174名)およびVAS(回答者172名)による主観調査(携帯電話およびPCの操作が得意かどうか)を実施した.それらの回答結果をもとに,LSを比率尺度的に取り扱った主観評価値に対しVASによる主観評価値の分布をプロットしたところ,「携帯電話やPCの操作が得意か」といった「主観の強度」を調査する主観評価では,LSの回答結果が意図せずに偏向する可能性を示唆する結果が得られた.一方で,「携帯電話とPCの操作のどちらが得意か」といった「傾向」を調査する主観評価ではLSの回答結果とVASの回答結果が良い一致を示す可能性を示唆する結果が得られた.

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