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説明
<p>臨床医であれば, 目の前の患者さんの症状や検査結果などをコンピュータに入力して, 将来の症状や予後などを客観的な数値として予測できたらよいと考えたことがあるのではないだろうか. そのような考えを実現するためのツールの一つが, 統計モデルである. 現在, 多くの疾患に対して, 統計モデルに基づく予後予測スコアや疾患発症予測スコアなどの開発が試みられている. しかし, 著名な統計学者George Boxは 「すべての統計モデルには間違いがあるが, 役に立つモデルも存在する」 と述べているように, 統計モデルの構築・検証を行い, 十分に吟味し適切なモデルを選び出す必要がある. 本稿では, 医学・薬学研究における統計モデルの原理や利用法について概説する.</p>
収録刊行物
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- 日本小児アレルギー学会誌
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日本小児アレルギー学会誌 30 (4), 580-586, 2016
一般社団法人日本小児アレルギー学会
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キーワード
詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390282679453479296
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- NII論文ID
- 130005268362
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- ISSN
- 18822738
- 09142649
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- 本文言語コード
- ja
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- 資料種別
- journal article
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- データソース種別
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- JaLC
- Crossref
- CiNii Articles
- KAKEN
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可