過大荷重後の疲労き裂伝ぱの遅延現象におよぼす試験片板厚の影響

書誌事項

タイトル別名
  • The Effect of Sheet Thickness on the Retardation Phenomena of Fatigue Crack Growth Following a Shingle Overload in HT80 Steel
  • カダイ カジュウゴ ノ ヒロウ キレツ デンパ ノ チエン ゲンショウ ニ オ

この論文をさがす

抄録

過大荷重後の疲労き裂伝ぱの遅延現象に及ぼす試験片板圧(き裂先端の応力状態)の影響を,80キロ級高張力鋼の板圧を3水準に変えた試験片および過大荷重後に減厚した試験片を用いて調べた.遅延は平面ひずみから平面応力の過渡領域で最小となり,平面ひずみあるいは平面応力が強くなるにつれて急激に増大した.このような遅延挙動に対して表面が主たる寄与をなすのではなく,内部も同程度の寄与をしていることが推測された.

収録刊行物

被引用文献 (1)*注記

もっと見る

詳細情報 詳細情報について

問題の指摘

ページトップへ