ヒト脾臓の構造と機能
書誌事項
- タイトル別名
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- Structure and function of human spleen
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説明
脾臓は門脈系に介在する末梢最大のリンパ装置であるが,血液濾過装置としても機能している.その構造は,細網組織を骨格とする枠組みの中に白脾髄,周辺帯,赤脾髄が形成されている.ヒト脾臓では,周辺帯,赤脾髄で動脈末端は開放性に終わり,その特異な微小循環系は脾臓の持つ血液濾過・浄化作用と密接に関わっている.血管鋳型標本を用いた検討からは,部分的脾動脈塞栓術(PSE)における塞栓部位は内径1 mm 前後の脾柱動脈と考えられる.
収録刊行物
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- 日本門脈圧亢進症学会雑誌
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日本門脈圧亢進症学会雑誌 15 (4), 344-347, 2009
日本門脈圧亢進症学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390282679457451904
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- NII論文ID
- 130003378764
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- ISSN
- 21866376
- 13448447
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可