Japanese Schoolchildren's Experience of Mass Evacuation in World War II and Its long-term influence on their Later Life
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- DEGUCHI Sachiko
- 東京慈恵会医科大学
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- TAKEI Asako
- 日本赤十字看護大学
Bibliographic Information
- Other Title
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- 戦争体験がその後の生活に与えた影響 : 心的外傷の観点から見た学童疎開体験(その1)
- センソウ タイケン ガ ソノゴ ノ セイカツ ニ アタエタ エイキョウ シンテキ ガイショウ ノ カンテン カラ ミタ ガクドウ ソカイ タイケン ソノ 1
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Abstract
最近、日本でも自然災害や犯罪などの社会問題と共に心的外傷体験が注目されるようになって来た。日本では、太平洋戦争時に疎開を経験した人は58万人以上いるといわれているが、彼らの体験の実態やその体験がその後の生活にどのような影響を与えたかはあまり明らかにされていない。そこで私達は、7人の集団疎開の体験者に、当時の生活状況やその後の人生について聞き取り調査を行った。その結果、集団疎開は合法的な監禁状態にあったことや日常的に食物の盗みが行われ、一緒に暮らしている仲間同士で疑うという安全保障感の失われた環境になっていたことがわかった。また飢餓や寂しさは誰にも共通のものであったが、主に低学年の3年生がいじめの対象になっていたこと、直接いじめに加担していなくてもいじめを目撃したことが罪悪感となって心の傷となっている人もいることがわかった。また一方では、新しい価値を見出し、集団疎開の経験を生かして社会活動に参加しているひともおり、生活レベルでその記憶は今も息づいていることが明らかになった。
Journal
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- The Japanese Journal of Health and Medical Sociology
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The Japanese Journal of Health and Medical Sociology 16 (1), 50-60, 2005
The Japanese Society of Health and Medical Sociology
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Details 詳細情報について
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- CRID
- 1390282679457819008
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- NII Article ID
- 110009863655
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- NII Book ID
- AN10421975
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- ISSN
- 21898642
- 13430203
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- NDL BIB ID
- 7419507
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- Text Lang
- ja
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- Data Source
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- JaLC
- NDL
- CiNii Articles
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- Abstract License Flag
- Disallowed