書誌事項
- タイトル別名
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- Withdrawing and withholding life-sustaining treatments in Japan
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抄録
米国や英国の専門職団体の指針、大多数の生命倫理学者の見解等によれば、生命維持治療の差控えと中止の間に道徳的に重要な違いはないとされる。その差控えと中止はどちらも許容されており、それらの決定は、同じ規準に従って行なわれる。日本の有力な生命倫理学者も、その考え方を支持している。しかし、米国等とは異なった制度的・文化的背景を持つ現在の日本で、生命維持治療の中止をその差控えと同じ条件で許容すれば、一層大きな心理的負担が、末期患者やその家族、医療従事者にもたらされる恐れがある。そのような望ましくない結果を防ぐために、生命維持治療の差控えと中止の間に道徳的な違いがないという考え方を受け入れるとしても日本でその中止を差控えと同じ条件で許容しないことが正当化され得る、と我々は論じる。
収録刊行物
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- 生命倫理
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生命倫理 16 (1), 84-90, 2006
日本生命倫理学会
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キーワード
詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390282679459353984
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- NII論文ID
- 110006858333
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- NII書誌ID
- AN10355291
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- ISSN
- 2189695X
- 13434063
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- CiNii Articles
- KAKEN
- Crossref
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可