28日間のガム咀嚼が小学生のストレスに与える影響
書誌事項
- タイトル別名
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- Effect of Twenty-eight-day Gum Chewing on the Levels of Stress in Elementary School Children
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説明
本研究では28日間のガム咀嚼が小学生のストレスに与える影響を調査した。小学5年生64名を1対1の2群に割り付け,1日2回,1回5分.28日間のガム咀嚼をクロスオーバーデザインで実施した。生活習慣を介入前に,小学生用ストレス反応尺度にてストレスを介入前後に調査した。その結果,食事のときよくかむと答えた児童の方が,かまない児童よりストレスを感じておらず(p<0.05),自分は健康だと思っている児童の方が,健康だと思っていない児童よりストレスが弱かった(p<0.05)。ストレスの経時的変化では,ガム咀嚼を後半に実施した群および対象者全体で介入前後に有意な変化が認められた(p<0.05)。しかし,グループ間比較ではストレスに有意差はみられなかった。以上より,ストレスの変化が28日間のガム咀嚼の効果によるものかどうかは明らかにならなかったものの,生活習慣によるストレス状態には違いがあった。
収録刊行物
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- 日本健康医学会雑誌
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日本健康医学会雑誌 23 (1), 10-17, 2014
日本健康医学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390282679459961984
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- NII論文ID
- 110009810328
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- ISSN
- 24239828
- 13430025
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可