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- 土屋 敦
- 東京大学大学院博士課程
書誌事項
- タイトル別名
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- Historical analysis of the acceptance of amniocentesis and the social policy "The movement for preventing birth of disabled children" : Social-structural factors from the mid-1960s to 1970s in Japan
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説明
本稿の目的は、1960年代半ばから1970年代初頭にかけて全国地方自治体で展開された「不幸な子どもの生まれない運動」の内実及び、この「障害児」の出生抑制政策がこの時期興隆した社会構造的要因を明らかにすることを通じて、そこにこの時期日本社会における優生政策の再興隆の契機が存在したこと、そしてこの運動が日本の優生政策上の一つの転換点を画する運動として存在した事実を跡付けることを目的とする。また、同時期に、この政策が導入された社会的土壌及び「障害児」の出生抑制が「必要」とされた同時期の社会構造的要因を明らかにすることにある。
収録刊行物
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- 生命倫理
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生命倫理 17 (1), 190-197, 2007
日本生命倫理学会
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キーワード
詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390282679460381696
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- NII論文ID
- 110006858370
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- NII書誌ID
- AN10355291
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- ISSN
- 2189695X
- 13434063
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可