書誌事項
- タイトル別名
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- The Importance of the Counseling Aspects of Acupuncture/Moxibustion Treatments
- シンキュウ チリョウ ニ オケル カウンセリングテキ カカワリ ノ コウカ
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抄録
本研究では,鍼灸治療におけるカウンセリング的かかわり(心理的要因)およびタッチングと鍼灸刺激(物理的要因)が,症状の改善や満足感・信頼感などの効果にどのように影響しているのか,その関係性について検討した。鍼灸マッサージ施術所に来院した患者197名を対象とした施術前後の質問紙調査によって,カウンセリング的かかわり,タッチング,鍼灸刺激,東洋医学に対する態度,自覚的な症状の改善,治療に対する満足感,施術に対する信頼感を測定した。因子分析の結果,カウンセリング的かかわりについては,「傾聴的な会話」「受容的な態度」「鑑別的な意見」の3因子が抽出された。重回帰分析の結果,自覚的な症状の改善には傾聴的な会話と適切なタッチングが,治療に対する満足感には受容的な態度と適切な鍼灸刺激が,施術に対する信頼感には受容的な態度と適切なタッチング,鑑別的な意見と適切な鍼灸刺激が,それぞれ影響していた。鍼灸治療においては,適切な物理刺激のみならず,カウンセリング的かかわりも効果のあることが示唆された。
収録刊行物
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- カウンセリング研究
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カウンセリング研究 43 (3), 192-201, 2010
日本カウンセリング学会
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キーワード
詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390282679460655872
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- NII論文ID
- 130005132004
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- NII書誌ID
- AN10071578
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- ISSN
- 21864594
- 09148337
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- NDL書誌ID
- 11071375
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- NDL
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可