がん治療とDDS

  • 松村 保広
    国立がんセンター, 臨床開発センター, がん治療開発部

書誌事項

タイトル別名
  • Cancer Chemotherapy by DDS
  • ガン チリョウ ト DDS

この論文をさがす

抄録

DDS製剤の理論的支柱であるEPR効果の概念も世界にひろまりつつある。臨床においてもがん治療の分野を中心にナノテクノロジーを駆使したDDS系薬剤が次々と承認されてきている。本邦ではミセル製剤の臨床試験が始まり, ミセル製剤の臨床的な有用性が期待されている。<BR>本論文では, DDSの国内外の臨床開発の状況, ミセル製剤の基礎と臨床, そして新世代のDDSの開発について述べる。

収録刊行物

  • Oleoscience

    Oleoscience 10 (1), 25-30, 2010

    公益社団法人 日本油化学会

参考文献 (14)*注記

もっと見る

キーワード

詳細情報 詳細情報について

問題の指摘

ページトップへ