山火事跡地に実生が顕著な種の種子発芽に対する培養途上の加熱の効果

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タイトル別名
  • Seed germination of burned site pioneer plants affected by heat treatment after incubation for several months.

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説明

山火事跡地の先駆植物として,種子から発芽して来る代表的な種のうちヒヨドリジョウゴ,ヒメコウゾ,ヨウシュヤマゴボウ,ノブドウ,ヤマブドウ,サルトリイバラ,オオイヌタデ,ツユクサ,サンショウ,モミジイチゴ,クマイチゴ,ニガイチゴについて,一旦発芽培養を行って発芽するものは発芽させ,その後,未発芽で残った種子に対する加熱発芽反応を調べた.その結果,ヒヨドリジョウゴ,ヒメコウゾ,ヨウシュヤマゴボウ,ノブドウ,ヤマブドウ,サルトリイバラに加熱による発芽促進効果が見られた.このような発芽特性は乾燥保存種子の特性とは異なる独自のものであり,湿潤気候に適合する特性であることが示唆された.

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参考文献 (16)*注記

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詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390282679462908416
  • NII論文ID
    110008145204
  • NII書誌ID
    AA11347548
  • DOI
    10.15031/vegsci.15.1
  • ISSN
    21894809
    13422448
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
    • CiNii Articles
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

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