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- 嶋崎 まゆみ
- 関西学院大学
書誌事項
- タイトル別名
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- Impulsiveness and Self-Control in Developmentally Handicapped Children(<Special Issue>THE PRESENT STATUS OF CHOICE STUDIES)
- 発達障害児の衝動性とセルフコントロール
- ハッタツ ショウガイジ ノ ショウドウセイ ト セルフコントロール
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説明
セルフコントロールのパラダイムを用いた選択行動の研究は、近年動物や健常者の基礎研究が盛んに行われているが、発達障害児を対象とした研究はきわめて少ない。注意欠陥多動性障害および自閉性障害の子どもたちは、多動性と衝動性を主要な症状として持っている。したがって、そのような子どもたちの衝動性とセルフコントロールに関する実験的な研究は重要であろう。本稿では、それらの研究を次の2つの観点に基づいて概観した。すなわち、(1)衝動性の測定と評価に関する研究、(2)セルフコントロールの研究から得られた訓練手続きに関する研究である。さらに、発達障害児にセルフコントロールのパラダイムを適用する際の問題点について論議した。主な論点は、言語教示に関する問題、強化子の査定、満足の遅延パラダイムとの関係の3点であった。
収録刊行物
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- 行動分析学研究
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行動分析学研究 11 (1-2), 29-40, 1997
一般社団法人 日本行動分析学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390282679463020544
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- NII論文ID
- 110001223407
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- NII書誌ID
- AN10150936
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- ISSN
- 24242500
- 09138013
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- NDL書誌ID
- 4355845
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- NDLサーチ
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可