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- 遠藤 秀紀
- 国立科学博物館動物研究部
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- 林 基治
- 京都大学霊長類研究所分子生理研究部門
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- 久世 濃子
- 東京工業大学大学院生命理工学研究科
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- STAFFORD Brian J.
- スミソニアン自然誌博物館:ハワード医科大学解剖学研究室
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- 鈴木 直樹
- 東京慈恵会医科大学高次元医用画像工学研究所
書誌事項
- タイトル別名
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- Three-Dimensional Analysis by the Cone-Beam Type CT of the Nasal Region of an Orang-utan
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抄録
オランウータンの遺体頭部,特に鼻腔周囲を,コーンビーム型CTスキャンにより非破壊的に観察した。コーンビーム型CTは動物遺体から三次元データセットを得るもっとも単純で合理的な手法といえる。オランウータンでは,複雑な鼻甲介の構造と,側方に広がる上顎洞の特徴が,三次元像から観察された。これらの観察結果はオランウータンの嗅覚機能を形態学的に議論する際に有効なデータとなろう。
収録刊行物
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- 日本野生動物医学会誌
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日本野生動物医学会誌 7 (2), 137-140, 2002
日本野生動物医学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390282679464990848
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- NII論文ID
- 110002665414
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- NII書誌ID
- AA11366156
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- ISSN
- 2185744X
- 13426133
- http://id.crossref.org/issn/13426133
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- 本文言語コード
- en
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- データソース種別
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- JaLC
- Crossref
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可