書誌事項
- タイトル別名
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- Glary Appearance of Men's Faces and an Evaluation Method
- ダンセイ ガンメン ジョウ ノ ギラツキ ゲンショウ ト ソノ ヒョウカ ホウホウ
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抄録
男性顔面上で「ギラつき」と表現される現象は,一般的に皮脂量の多さに関係すると考えられている。しかし,加齢に伴い皮脂量は徐々に減少することに反し,ギラつきは中高年男性に顕著である。そこで男性顔面の前額部において,ギラつきとさまざまな皮膚特性との相関を解析した。ギラつきに対する重回帰分析を行ったところ,皮脂量で0.490,キメ細かさで—0.370,皮膚色の明度で—0.314の標準偏回帰係数が得られた。皮脂量の要因が最大であったが,他ニ者もギラつきに関与する重要な因子であることが示された。また,画像解析によって得られる前額部の表面反射光および内部反射光の光学的特性値を用いて重回帰分析を行い,ギラつき度予測式を導いた。表面反射光の光学的特性値は,皮膚上に存在する皮脂量とキメの状態によって決定されると推測できた。紫外線対策が不十分な男性特有の生活習慣は,キメの不明瞭化や顔面色の暗化を引き起こし,男性顔面に特徴的な「ギラつき現象」を発生させていると考えられる。ギラつきを低減するには洗顔等による皮脂の除去が基本となるが,スキンケアによる皮膚色やキメの改善も重要であると考えられた。
収録刊行物
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- 日本化粧品技術者会誌
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日本化粧品技術者会誌 44 (2), 118-126, 2010
日本化粧品技術者会
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キーワード
詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390282679477155968
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- NII論文ID
- 130001922421
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- NII書誌ID
- AN00101606
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- ISSN
- 18844146
- 03875253
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- NDL書誌ID
- 10749813
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- NDL
- Crossref
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可