書誌事項
- タイトル別名
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- Development of a Repair Technology for the Inside of Human Hair with Basic Amino Acids
- エンキセイ アミノサン ニ ヨル モウハツ ナイブ ホシュウ ギジュツ ノ カイハツ
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抄録
加齢に伴い,シルエットから毛髪がはみ出す「見た目のパサツキ」に悩む女性が多く存在することから,われわれは見た目のパサツキ抑制技術の開発を目指した。見た目のパサツキ悩みがあるエイジング女性では,悩みがない若年層と比べ,毛髪内部のL-ヒスチジン(L-His),L-アルギニン(L-Arg)量が低下していることを液体クロマトグラフ質量分析(LC-MS)での検討により明らかとした。そこで,「見た目のパサツキ」抑制には,毛髪内部のL-His,L-Arg量を増加させることが有効であると考えた。これらのアミノ酸を毛髪内部に効率よく浸透・滞留させるために,促進剤に着目した。促進剤として,毛髪膨潤作用,または多重膜形成作用のある物質を検討した結果,多重膜形成作用のあるセラミド様物質に高いアミノ酸の浸透・滞留促進効果を見出した。また,安定同位元素イメージングによってコンディショナー製剤に添加したL-His,L-Argが毛髪内部に浸透していることが確認できた。本検討により,毛髪内部のL-His,L-Arg量と「見た目のパサツキ」の相関,および,L-His,L-Argによる毛髪補修効果に関する知見が得られた。
収録刊行物
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- 日本化粧品技術者会誌
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日本化粧品技術者会誌 50 (2), 98-103, 2016
日本化粧品技術者会
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キーワード
詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390282679478558464
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- NII論文ID
- 130005464691
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- NII書誌ID
- AN00101606
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- ISSN
- 18844146
- 03875253
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- NDL書誌ID
- 027511072
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- NDL
- Crossref
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可