衛星運用の安心・安全に資する宇宙環境予測の実現に向けて

  • 長妻 努
    国立研究開発法人 情報通信研究機構

書誌事項

タイトル別名
  • Toward Implementing Practical Space Environment Prediction for Safety and Security of Satellite Operation
  • 特集 安心・安全な宇宙利用のために(第4回)衛星運用の安心・安全に資する宇宙環境予測の実現に向けて
  • トクシュウ アンシン ・ アンゼン ナ ウチュウ リヨウ ノ タメニ(ダイ4カイ)エイセイ ウンヨウ ノ アンシン ・ アンゼン ニ シスル ウチュウ カンキョウ ヨソク ノ ジツゲン ニ ムケテ
公開日
2017
DOI
  • 10.14822/kjsass.65.4_96
公開者
一般社団法人 日本航空宇宙学会

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説明

<p>人工衛星などの実利用が進む地球周辺の宇宙環境は,太陽活動に起因する太陽風や高エネルギー粒子の変動によって大きく変化する.このような宇宙環境の変動によって,人工衛星等の宇宙機に不具合・障害が発生することがある.このため,安心・安全な衛星運用には,宇宙環境に起因する宇宙環境変動の現況とその推移予測を行う宇宙天気予報の利活用が必要である.衛星に深刻な障害をもたらす要因の一つとして,帯電・放電現象があり,これらはサブストームや放射線帯粒子増加等の宇宙環境変動によって引き起こされる.しかしながら,個々の衛星の構造・材質の特性が異なることや,現象の時空間変動が大きいことから,場所の異なる個別の衛星ごとに衛星帯電に起因する障害のリスクは異なる.そこで,高精度の宇宙環境変動予測モデルと衛星帯電モデルを結合することで個別の衛星ごとの帯電リスクを推定し,衛星運用者に対する宇宙天気予報の利活用を促進する研究開発を推進している.</p>

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