イプシロンの開発コンセプトと将来構想(<特集>イプシロンロケットの開発 第8回)

  • 森田 泰弘
    宇宙航空研究開発機構宇宙科学研究所宇宙飛翔工学研究系:宇宙航空研究開発機構イプシロンロケットプロジェクトチーム
  • 井元 隆行
    宇宙航空研究開発機構イプシロンロケットプロジェクトチーム
  • 山城 龍馬
    宇宙航空研究開発機構イプシロンロケットプロジェクトチーム
  • 徳留 真一郎
    宇宙航空研究開発機構宇宙科学研究所宇宙飛翔工学研究系:宇宙航空研究開発機構イプシロンロケットプロジェクトチーム
  • 岸 光一
    株式会社IHIエアロスペース
  • 大塚 浩仁
    株式会社IHIエアロスペース

書誌事項

タイトル別名
  • Development of the Epsilon Launch Vehicle and Its Evolution
  • 特集 イプシロンロケットの開発(第8回)イプシロンの開発コンセプトと将来構想
  • トクシュウ イプシロンロケット ノ カイハツ(ダイ8カイ)イプシロン ノ カイハツ コンセプト ト ショウライ コウソウ

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説明

イプシロンの目指している世界は何か? 来るべき本格的宇宙利用の時代を視野に入れると,出発点はコストと性能である.しかし,これだけで未来永劫世界と勝負できるわけではない.大事なのは付加価値を含めた高い次元の総合力,いわゆるユニバーサルデザインであろう.それは,ユーザの視点では乗り心地や使い勝手に代表される利便性,輸送性の観点としては打ち上げシステムの革新である.言うなれば,F1レーシングカーのように特殊な宇宙ロケットという乗り物を高級乗用車並みに身近な乗り物に転換していこうということである.宇宙もこれからは「おもてなし」の時代なのである.

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