人的過誤に起因する事故防止対策の感覚尺度による効果判定

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タイトル別名
  • Evaluation of the Effects of Measures for Preventing Accidents Caused by Human Error using Sensuous Level of Incidence
  • ジンテキ カゴ ニ キインスル ジコ ボウシ タイサク ノ カンカク シャクド ニ ヨル コウカ ハンテイ

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抄録

人的過誤に起因する事故を防止する安全対策の効果を調べるために信頼性評価を行った.プラント管理全般にわたる知覚,判断,操作の各段階において生起する人的過誤の頻度確率はあまり明確でないために,類似作業の過誤生起確率を参考にしたり,操作者や作業管理者の経験に基づく推定値による感覚尺度を用いたフォルトツリー解析から事故の発生確率を算出した.これにより,感覚頻度を用いたフォルトツリー解析により,候補となる事故対策の比較により相対的に対策効果を判定できること,および感覚頻度は,頻度確率が把握されていない場合や発生確率のあいまいさが大きい事象に対して有効であることを明らかにした.

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